きみはこれからも何度もつまづく。でもそのたびに立ち直る強さももってるんだよ。
でもそのたびに立ち直る強さももっているんだよ。」
45年後の未来からやってきた中年のび太くんが、 現代の少年のび太くんに伝えた言葉
ドラえもん プラス5巻 191ページより
のび太は、年に2~3度ある大反省の日で立派になる決心をします。
しかし、ジャイアンとスネ夫にバカにされ、すぐにやる気をなくしてしまいました。
そして、昼寝をしに家に帰ると、
誰かがいた形跡があり、おやつが食べられていたので、
そこで、いつものように学校の裏山に昼寝に行くと、
そこに知らないおじさんが寝ていました。
のび太が文句を言いながら近寄っていくと、
そのおじさんは言いました。
「やあ、きたな。野比のび太くん。」
不思議に思うのび太は、そのおじさんに誰かたずねます。
その男はタイムマシンでやってきた45年後ののび太だと言います。
45年後ののび太は「入れかえロープ」で
子どもののび太と入れ替わります。
45年後ののび太は昔を懐かしんでやってきたのです。
子どもに戻った45年後のび太は野球に誘われ喜んで加わりますが、へまばっかり。
案の定、ジャイアンたちに責められるのですが、昔のまんまだと大喜び。
しずちゃんにも会って感激。
家に帰るとママに叱られ、そこでも感激。
帰ってきたパパにも抱きつきます。
ご飯の時も「ママの味だ!!」と感激しながら食べます。
45年後ののび太は子ども時代の日々を満喫します。
子どもののび太は45年後の自分に、
これから自分がどんな人生を歩むかきこうかとも思いながらも、
こわくなってやめてしまいます。
夜になって元に戻った45年後のび太が何かお礼をしたいから、宿題でも手伝おうかと申し出ます。
のび太は「いいよ、自分でやるから」と断ると、
45年後のび太が「さすがはぼくだ!」と肩をたたきます。
そして45年後ののび太は未来の世界に帰る間際に、
今ののび太にこのように語りかけます。
「一つだけ教えておこう。
きみはこれからも何度もつまづく。
でもそのたびに立ち直る強さももっているんだよ。」
その言葉に少し希望をもらったのび太は、 自分から机に向かい勉強を始めます。
人生というものは上手くいくこともあれば、
上手くいかないこともあります。
私の人生はうまくいかない事の方が多かったかもしれません。
人生というものは何度もつまずくもの。
しかし、失敗したとしても
自分の中に「立ち直る強さ」を持っている限り、
成長できるし、次につなげる事ができると思います。
失敗したからといっていつまでもウジウジせずに、
45年後ののび太が言ったこの言葉
「きみはこれからも何度もつまづく。
でもそのたびに立ち直る強さももっているんだよ。」
を思い出し、また次に立ち向かっていける強さを持っていたいと思いましたね。
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